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Old Chairman's Blog 前理事長のブログ

日記 投稿日:2015年1月30日

雪の朝

天気予報より少し遅れて、東京地方では明け方から雪となった。

いつもの時間(5:30)に家を出るときには、風もあって傘をさしていると前が見えない格好で歩くことになった。電車は少し遅れていたが、時間が経つにつれて遅れが目立つようになるのではないか。

事務所についたとき(6:50)には、かなり降っていて、窓越しに見える神田川には、雪の降るなかを、カモメが数羽スイスイと泳いでいるのが印象的だった。

この雪は午前中降り続いて、都心でも5センチほど積もるという予報がでている。

日記 投稿日:2015年1月29日

寒い朝

明ける前が一番暗いといわれるが、一番寒いと言い換えても良いような寒さだ。

都心では0度と言われるからには、郊外では氷点下だろう。

1枚重ね着をして家を出る。それでも重さを感じないのは、寒いからなのだろう。

電車に乗ると、乗客の服装もほぼ完全防寒スタイルだ。

帽子にマスク、マフラー、手袋、さらには耳当をつけている人が目立っている。

座っているとお尻のほうから温かくなってついうとうとしてしまう。

なかには夢の続きでも見ているのかなと思えるほどぐっすり眠っている人がいる。

日本はどうみても安全な国だ。

日記 投稿日:2015年1月28日

人を殺してみたかった!

19歳の女子大学生が、知り合いの女性(77歳)を自分の住んでいるアパートの部屋で殺害したというショッキングなニュースが流れた。

取調べに対して、「人を殺してみたかった」と供述しているという。

その人でなくてもいい。たまたまそこにいたから殺した。

まるで動物実験のように人を殺す。その好奇心はどこからきたのだろうか。

この人には、死は遠景でしか見えないのだ。死の悲しみも感慨も起こらない。

人はなんとなく生き、なんとなく死んでいくのだと見えるのだろう。

寒いなか、寒さがいっそう身にしみるニュースである。

日記 投稿日:2015年1月27日

もう勝てない相手はいない

錦織選手の勢いがとまらない。全豪オープンで3年ぶりにベスト8進出を決めた。

同選手をして“もう勝てない相手はいない”と言わしめた自信はどこからきたのだろう。

それには新しくコーチに就いたマイケル・チャンの存在が大きいと言われる。

同コーチは、錦織選手の素質を見抜き、技術面よりはメンタル面を指導することで自信をつけさせていったのだと思われる。それは、コーチングというよりはメンタリングといったほうがよい指導のしかたである。

競争相手は他人ではなく自分なのだ。日本では古来“克己”を教えることで、他人にも勝つことを教えてきた。

錦織選手にはもっと勝ちあがっていって欲しいものだ。

日記 投稿日:2015年1月26日

新たな動きがでてきた

安倍首相の中東歴訪中に起こった「イスラム国」による日本人拘束事件は、新たな動きがでてきた。

イスラム国側は、2人の日本人のうち1人を殺害し、残った1人に対して巨額の身代金を取り下げて、ヨルダンで自爆テロ事件を起こそうとして拘束されている女性(ヨルダンで死刑の宣告を受けている)と人質交換しようと呼びかけたのだ。

日本政府は当然のことながらヨルダンに協力依頼したものと思われるが、国内事情があってどうやらそう単純にはいかないようだ。

それでも、ヨルダン政府の対応が今後の焦点になりそうだ。

ボールは第三国に投げられたことになるが、日本の立ち居地をはっきりさせないとまたこのようなことに巻き込まれるような気がする。

日記 投稿日:2015年1月23日

原油価格低下が世界を動かす

原油価格が一向に下げ止まらない。

ここ半年で半分以下に急落して1バーレル当たり50ドルを割り込んでしまった。

この変化は、原油輸出国にはマイナスに、輸入国にはプラスにはたらくと思うのだが、短期的にはそう単純に行かないのが経済の動きだ。

世界中にデフレ懸念が増大し、22日には欧州中央銀行が大規模な量的緩和を決定した。すでに日本では、アベノミクスの一環として打ち出されているが、それでもデフレからの脱却は容易でないということを実証している。

これにより、相対的にドルの信認が強まることが予想されるが、このようなときこそ長期的な視点が必要なのだろう。

日記 投稿日:2015年1月22日

虎の尾を踏んでしまった

いま日本中が固唾を呑んで見守っているのが、イスラム国に捕まっている日本人2人の運命だ。

身代金の支払い期限が迫っている中で、日本政府は外交ルートを通じて情報収集と2人の釈放を働きかけている。

その一方で、イスラム国への軍事介入を行っている欧米に協力を求めているが、その協調関係をアピールすると、かえって過激派組織を刺激することになるのではないか。

彼らはすでに日本を欧米と同列に見ようとしている。

口先だけで、彼らの信用を勝ち取るのは難しくなっているのだ。

いずれにしても、期限は差し迫っている。

日記 投稿日:2015年1月21日

日本がテロの標的に

中東のイスラム過激派組織「イスラム国」がついに日本を標的にしてきた。

20日、インターネット上に公開された映像によると、刃物をもった覆面の男の脇でひざまずく日本人を前にして、日本を名指しにして「身代金(2億ドル)を払わなければ、72時間以内に殺害する」と警告してきた。

しかも、皮肉にも安倍首相が中東を訪問して、総額2億ドルの人道的な援助を申し出た矢先に要求してきたのだ。

日本が巻き込まれることはないだろうと思っていただけに、衝撃が走ったことは間違いない。その対応次第で日本が本当に欧米先進国と歩調を合わせる国かどうかが問われよう。

それはそれとして、宗教の教義に「人を殺してはならぬ」と付け加えて欲しいものだ。

日記 投稿日:2015年1月20日

スーパーのお菓子につまようじを入れる少年

スーパーのお菓子につまようじを差し込む様子を動画サイトに投稿した少年(19歳)が逃走先で逮捕された。容疑は建造物侵入だという。

少年は取り調べに対し「少年法改正(適用年齢の引き下げ?)のために、まずは有名になり、英雄になる必要があった。」と供述しているという。

罪を軽くさせるためお菓子は自分で持ち込んだようで、過去にも同様の動画サイトに何回となく投稿していた。

マスコミが騒いで事件として取り上げられるのを待ち望んでいたようで、これで彼の目的は達したのだろうか?

こんなことをして、彼は世間の注目を集めることに成功したかも知れないが、自分の人生を台無しにしてしまったことは間違いない。

これからどんな生き方をするのだろう。

日記 投稿日:2015年1月19日

外に敵をつくる(3)

それをなくして、フェアな競争を促したうえで勝負を決する。

外に敵をつくって集団のやる気を引き出すのがスポーツ、特に団体競技である。

そして、スポーツには必ず時間とルールが設定される。

もしそれがなければ、相手に勝つために無制限の戦いが繰り広げられるだろう。

そして、タイムオーバーになれば相手の努力を称えて握手して別れる。

・・・そこにスポーツの面白さがある。

それは人間の脳(前頭連合野)がつくりだしたものだが、人間がお互いに殺しあうことも同じ人間の前頭連合野の働きなのだ。

大脳新皮質の無い動物たちは、同種の争いがあっても、それは縄張り争いで、負けたほうがその縄張りから出て行けば、追っかけていって殺すということはしない。

それをするのは人間だけだ。人間はスポーツのような面白いゲームをつくることもできるが、殺し合うこともできる動物なのだ。