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Old Chairman's Blog 前理事長のブログ

日記 投稿日:2016年3月31日

夜桜見物

毎日、靖国通りの桜並木の下を通っていると、開花の状況が手に取るように解ってくる。

3月21日に開花宣言が出て1週間が経ち、昨日で7~8分咲きになってきた。

さしずめ、今週末あたりが見頃のピークになりそうだ。

すでに、昨日ぐらいから花見の見物客がカメラを片手に歩いている行列を見かけるようになった。

さしずめ、今夕あたりは夜桜見物といったところか。

日記 投稿日:2016年3月30日

安保法の施行

3月29日、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法が施行された。

6ヶ月前の国会審議で、憲法学者が「この法案は憲法違反だ」と発言したことに端を発し、賛否両論が論じられたのは記憶に新しい。

その後、北朝鮮による弾道ミサイルの相次ぐ発射、中国船の尖閣諸島周辺への出没などの日本を巡る情勢変化は、政府による法案の説明より国民の理解を促すことになったのではないか。

しかし、個別的自衛権から一歩踏み出したことは確かであり、どこで歯止めをかけるか、日本は難しい選択を迫られている。

そして、今度こそ、政府によるなし崩し的な解釈変更だけは避けて欲しいものだ。

日記 投稿日:2016年3月29日

春眠暁を覚えず

これは春に起こる生理現象だが、いま私に起こっているのは、就活生による私生活の乱れから起こっていることだ。

3月に入って就活が解禁になると、学生たちは一斉に企業説明会に出席して履歴書やエントリーシートの提出を求められてくる。

そうすると、学生たちは夜になってそれを書いて、私が寝る頃になって「明日提出しますので至急添削してください」というメッセージをつけてメールしてくるのだ。

急いで添削して送り返すのだが、寝ようとしても頭が冴えていてなかなか寝つかれない。

すると「春眠暁を覚えず」となるのだ。就活で困るのは、学生たちだけではない。

日記 投稿日:2016年3月28日

春の息吹

春分の日が過ぎて、急に日が長くなってきたように感じる。

それまでは、朝6時半ごろに市ヶ谷駅に着くころはまだ薄暗く、しかも寒いので周囲を見ることもなく足早に事務所まで歩くのだが、今はすっかり明るくなっていて驚くことがある。

それは、咲き始めた桜並木の靖国通りをゆっくり歩いていると、毎日開花している花びらの数が増えているのがわかるというものだ。自然界の生の息吹を感じられる瞬間だが、それを楽しめるのもあとわずかだ。

日記 投稿日:2016年3月25日

花冷えとプロ野球の開幕

今日も寒い。それでも桜の開花は確実に進んでいる。靖国通りの桜並木は2~3分咲きというところまで来ている。

今日25日は、プロ野球のセ・パ両リーグが一斉に開幕する。

今年は野球とばくや不適切な金銭問題がくすぶるなかで開幕を迎えることになった。

専門家と称する人たちの順位予想がでるなかで、どんな開幕を迎えるのだろう。

野球好きな人には話題の一つが増えることになる。

日記 投稿日:2016年3月24日

寒の戻りと冬服の重さ

今日は一転して寒い朝となった。天気予報では、寒の戻りがあって昨日より5度は低くなるということだったが、雨も降ってきてそれ以上に寒く感じてしまう。

そのため、一旦しまい込んだ冬物の洋服を取り出すことになった。

身体のほうは春を感じていて、数日前まではなじんでいた冬物が重く感じられるのだ。

三寒四温を演じながら、季節は確実に進んでいるということか。

季節 投稿日:2016年3月23日

満開のしだれ桜

満開のしだれ桜。

事務所の近辺は、桜通りと言われるほど桜の大木が育っていて、一斉に芽を吹き、花をつけ始めている。その中にしだれ桜が一本、一足早く今を盛りに咲き誇っている。

そして、通行人が足を止めてカメラのシャッターを押しているのが印象的だ。

今日はさしずめ、“花曇り鐘は上野か浅草か”というところか。

日記 投稿日:2016年3月22日

桜の開花宣言

昨日(3月21日)は、東京地方で桜の開花宣言があった。平年より5日、昨年より2日早い開花となった。

平日なら事務所から近い靖国神社に行って開花宣言に立ち会いたいと思っていたら、あいにく春分の日になってしまった。

ところで、開花予想は、600度cの法則というのがあって、2月1日から毎日の最高温度を足して600度cになると開花するというのだ。

当初は23日と予想されていたが、3月に入ってぽかぽか陽気が続いて、開花が早まったということだ。

しかし、今週末には寒の戻りがあって、どうやら満開になるのは今月末から4月上旬になるようで、長い間花見を楽しめそうでうれしい。

日記 投稿日:2016年3月18日

失われた20年を生きてきた人たち

新たに社会に出る学生たちは、同年代で同質の仲間たちと過ごしてきたが、社会に出ると全く違った年齢層の人たちの集団に入ることになる。

そこの責任者は、恐らく自分の父親と変わらぬ年代の人なのだろう。

ところが、そのような人たちとは生きてきた時代背景が違っているのだ。

彼らは1994年のバブル崩壊後の文字通り「失われた20年」を身をもって体験した世代だ。

それは言ってみれば「下り坂」の時代であり、小遣いも親からの仕送りも徐々に減らされて節約を強いられた体験しかない。

ところが、配属された組織の上の人たちは、バブルの絶頂期を生きてきた人たちだ。

そこでどんなことが起こるか、ギャップは埋まるのか、楽しみではあるが試練が待っているはずだ。

日記 投稿日:2016年3月17日

卒業式(3)

4年間の大学生活で、彼らの得たものは何だったのだろう。入学したときに手に入れたいと思っていたものは確保できたのだろうか。それとも別の何かをつかんだのだろうか。それは一人ひとりに聞いてみないと解らない。

彼らは卒業式の日を境にして別々の人生を歩むことになるが、どんな思い出をもって巣立っていくのだろうか。そして再び大学に帰ることはない。

間もなく彼らは「もう学生ではない。しかし、まだ社会人でもない」という宙ぶらりんな期間(入社までの期間をいうのではない)を過ごすことになるのだ。

そんなとき、振り返っても、もう以前の大学の門は閉じてしまっている。

前を向いて、開いている門に入っていくしかないのだ。