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Old Chairman's Blog 前理事長のブログ

季節 投稿日:2015年8月31日

往く夏をミンミンゼミの鳴きおさめ

ここしばらくの間、東京地方は猛暑はどこへやら、雨の日が多いこともあって涼しい日が続いている。

それかあらぬか、セミの声が小さくなり、代わって秋の虫の声が大きくなってきている。

ちょうど季節の移り変わりの時期にさしかかっているのだろう。

そういえば、日の出も遅くなり、昼も短くなっているような気がする。

日記 投稿日:2015年8月28日

競争のもつ学習効果

自分よりできの悪い人と競争しても決して学ぶことはない。もっと自分の能力を発揮したいという動機も起こらない。

自分の能力を引き出すためには、自分より出来の良い人と競争して始めて可能になる。

したがって、負けることは始めから分かっている。

しかし、その人と競争することで、自分の能力を引き出せればその人に一歩でも近づくことができる。

競うことで、自分にはないsomethingを学ぶことが出来るのだ。

これこそ、競争のもつ学習効果だ。

日記 投稿日:2015年8月27日

世界クラスの選手に挑む

この大会(世界陸上)の趣旨は、世界クラスの選手の胸を借りて、自分の力を試すことができる点にある。

ということは、挑戦者として自分の力を引き出すことができるまたとないチャンスだということだ。

したがって、自分をわきまえて自己コントロール即ち克己することがベースになるはずだ。

ところが勝負にこだわると、見るのは自分ではなく周りの選手になり、自己コントロールができなくなってしまう。そこに、競技者としての落とし穴があるのだ。

日記 投稿日:2015年8月26日

自己ベストが出せない日本人選手

北京での世界陸上を見ていて感じることがある。

世界の選手が自己ベストの記録を出して勝ち残っているのに対して、日本人の選手は一様にそれすら出せないで予選で敗退している。

ところが、準決勝に残る記録を見ると、日本人選手の自己記録さえクリアーできれば残っているはずだが、それができないのだ。彼らは他人に勝つという幻想と戦っているのだ。そして失敗する(他人に負ける)。

その前にやらなければならないことは、自分に克つことだ。

自分に克てて始めて他人に勝てる条件が揃ってくるのだ。

自分に克てたからといって他人に勝てるとは限らないが、少なくとも競争する土俵には上がれるということだ。

日記 投稿日:2015年8月25日

羽田空港での演奏会

昨日(8月24日)、羽田空港の国内線第2ターミナル5階展望デッキで、東京音大の文化力発信プロジェクトという名の音楽祭に招待され参加してきた。

主演目はベートーベンの「運命」で、こんな場所で?という感じがしないでもなかったが、学生たちも真剣になって取り組んでいて、結構楽しめるものだった。

最後に、付属幼稚園の園児たちが出てきて、手をつないで歌ったのも面白い演出となった。

学生たちの企画力と実行力に拍手を送りたい。

日記 投稿日:2015年8月24日

世界最速は今回もボルト

北京で行われている陸上の世界選手権で、昨日(8月23日)、100mの決勝戦が行われ、ボルト選手(ジャマイカ)が優勝した。

2大会連続3回目の金メダルである。

記録は9.79秒で、2位には100分の1秒差でガトリン(米)が入った。

準決勝までの走りを見ていると、勝てるようには見えなかったが、さすがボルトであった。

それに比べ、ガトリンは余裕をもって走っていた予選、準決勝での記録さえ出せば優勝できたはずだった。しかし勝負の世界ではメンタルな要素が大きく、ボルトはそれに強かったということだ。

それにしても、日本選手が出てこないのは寂しい。

日記 投稿日:2015年8月21日

秋の気配

暑い暑いと思っていたら、お盆過ぎあたりから雲行きが怪しくなってきた。

南洋上では相次いで台風が発生し、勢力を増しながら北上してくる。その影響で、日本列島には低気圧がいすわり、それに向かって暖かい風が吹き付けてくるものだから、局地的に豪雨となる。

そういえば、1年前の8月20日、広島地方に記録的な豪雨が降り、土砂災害で75人が犠牲になった。

天気予報によれば、しばらくは曇りの日が続きそうだが、暑さも和らぎ、確実に秋が近づいてくる。

日記 投稿日:2015年8月20日

「こうのとり」打ち上げの成功

国際宇宙ステーション(ISS)に食料などの物資を運ぶ無人補給機「こうのとり」5号機を載せたH2Bロケット5号機が19日午後8時50分、種子島宇宙センターから打ち上げられた。

15分後には予定通り地球の周回軌道に乗った。

そして、5日間かけてISSに接近し、油井亀美也さんがロボットアームを使ってドッキングさせる手はずになっている。

しかも、NASAの交信担当者として若田光一さんが支援することになっている。

今回の打ち上げには、世界が注目していた。

ISSの物資補給を行うため、昨年来アメリカで2度、ロシアで1度失敗しており、今回のこうのとりへの期待が高まっていただけに、この成功(ドッキングがあって初めて成功だが)を素直に喜びたい。

日記 投稿日:2015年8月19日

夏休み返上

いつの頃からか忘れてしまったが、私の辞書から「夏休み」が消えてしまった。

お盆のシーズンに学生たちを受け入れてインターンシップをやってきたこともあるが、どうやらその前から休まなくなったようだ。

そのせいか、今年はインターンシップがないから休めるはずだが、休む気になれないのだ。

その代わり、「今日は休日扱い」と決めて出勤し、いつもの仕事をしないで以前から“これをやりたい”と思っていたことに専念することにした。

それは家ではやれないことで、会社という場所でしかできないことだ。

そう決めてやってみると、案外うまくいくものだ。

日記 投稿日:2015年8月18日

70回目の終戦記念日

8月15日は、戦後70年目の終戦記念日だ。

6日には広島に、9日には長崎に原爆が投下され、14日にはポツダム宣言を受け入れて無条件降伏した。

昭和天皇による玉音放送をもって太平洋戦争に終止符が打たれた。

今年は70周年ということで、14日(ポツダム宣言受託日)に安倍首相の70年談話が発表された。

あの戦争で日本は何を守り、何を後世に残そうとしたのかについては語っていない。

それを語ることこそが戦争で亡くなった人たちへの手向けとなるというものだ。

戦後日本は繁栄したが、亡くなった人たちがそのために戦ったのだということに応えているのだろうか。

15日がくるといつもこのことを考えてしまう。