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Old Chairman's Blog 前理事長のブログ

日記 投稿日:2016年3月16日

卒業式(2)

今週末あたりから、大学の卒業式が始まる。

今年は、企業が新卒採用の枠を広げたことで、就職率は改善された。

したがって、希望する会社等に就職できた者は多く、胸を膨らませて卒業式に臨むことになるのだろう。その一方で、希望するところに入れなかった者、就職できなかった者は、複雑な気持ちで臨むのではないか。

もうここに戻ることはない。仲間たちとも集うことはなくなる。

卒業式とは別れの儀式でもある。

でも、次の会社等での出会いがあるから期待をもって明るく別れることができるのだ。

そのような学生たちに、学長はどんな言葉をもって送り出すのだろう。

日記 投稿日:2016年3月15日

卒業式(1)

3月に入ってあちこちで卒業式が行われている。どうやら、年齢順に行われているようで、まず幼稚園の卒園式。

こちらは、親子が着飾って手を引いて歩いているので直ぐにわかるし微笑ましい。

それから小学校、中学校、今頃はさしずめ高校のあたりか。そしてこれから大学が始まる。

まるで桜前線が北上するようだ。

これはいずれも、人生の節目における学びのプロセスのなかでそれを終えたことで卒業するものである。

その後には必ず次のプロセスが待っている。しかもチャレンジングなものである。

だからそこには希望がある。

日記 投稿日:2016年3月14日

大津地裁の判断が稼働中の原発を止める

先日の3月9日、滋賀県の住民が求めた関電高浜原発3,4号機の運転差し止めの仮処分申請で、大津地裁は差し止めを命じる決定を下した。

仮処分決定は直ちに効力が生じるため、関電は運転中の3号機を停止した(4号機は2月末に再稼働したが、直後に不具合が発生し緊急停止している)。

同原発は原子力規制委員会の審査に合格しており、今回の仮処分申請は、規制委員会の審査基準そのものを問題にしたところに特徴がある。

地裁は「基準を安全の基礎と考えるのはためらわれる」と疑問視しているのだ。

これに対して関電は、直ちに不服申し立ての手続きをするとのコメントを出している。

その司法判断がでるまでに少なくとも数か月は停止することになるだろう。

この審査基準はどこまで尊重されるべきか、今後の裁判の行方を見守りたい。

日記 投稿日:2016年3月11日

歴史を紐解くと・・・

歴史を紐解くと、毎日何かが起こっている。昨日(3月10日)は、71年前に、太平洋戦争末期のこの日、米軍による東京大空襲があって約10万人が亡くなっている。

そして今日(3月11日)、5年前に東日本大震災が起こり2万人以上の人々が亡くなり、原発事故が起こった。

いずれも大きな被害をもたらしたが、5年前の記憶は新しく、71年前のことはほぼ忘れてしまっている。

人災、天災の違いはあるにしても、きちんとした記録に残しておくことが風化させない唯一の道なのであろう。

日記 投稿日:2016年3月9日

東日本大震災から5年

間もなく3月11日がやってくる。今年は東日本大震災から5年になる。

数日前から、マスコミは盛んに被災地の復興の報道を行っている。

道路や鉄道などの交通網や市街地の工事が急ピッチで進む反面、なお20万人の人々が避難生活を余儀なくされており、復興は道半ばといっていい。

そして目につくのが、海岸沿いに立てられた巨大な防潮堤だ。

これでは、海の側に住む住民は家から海が見えないという皮肉な結果になっている。

命には代えられないにしても、自然〈海〉を感じられない生活も寂しいものだろう。

日記 投稿日:2016年3月8日

なでしこジャパン

リオ五輪に向けた競技の予選会が盛んに行われている。

競技によっては、標準記録を設定し、それをクリアすることが条件になっているケース(個人競技)と、予選会と称する国際大会が開催されて、上位2~3チームまでに出場資格が与えられるケース(団体競技)があるようだ。

サッカーは後者の例だ。女子のアジア予選で、日本はオーストラリアと中国にまさかの敗戦を喫し、出場資格を逃してしまった。

試合を見ていて、これが世界を極めた日本のサッカーかと思われる場面がいくつもあった。

やらなくてもよい失点をし、しかも修正できないところが何とも不甲斐ないところであった。これでは出直ししかないだろう。

そして次の東京では、しっかりと日の丸を揚げてほしいものだ。

日記 投稿日:2016年3月7日

スポーツのシーズン

休日になっても、花粉が飛び交うのでついつい家にいることが多くなってします。

そんななか、スポーツの放映があるので退屈しないですむ。

なかでもプロ野球。2月のキャンプが済んで3月からオープン戦になってきた。

今年は4チームの監督の入れ替わりがあり、采配ぶりはどうなるか、トリプル3を達成した選手はどうなるか、ドラフトで入団した有力新人はどうか、外国選手の活躍はどうか、など話題に事欠かないので、見ていて結構面白い。

今年も本番での熱戦を期待したい。

日記 投稿日:2016年3月4日

花粉症のシーズン

3月に入って気温が上昇し、幾分しのぎやすくなってきたのはうれしいが、それは花粉症シーズンの始まりでもある。

天気予報にも花粉の飛散情報が出るようになり、毎日赤の表示(多量)になる。

マスク、特殊メガネ、目薬、ティッシュペーパーが手放せない。

そういえば、周囲を見渡しても、半分の人はマスクをしている。

あと1ヶ月、花見のシーズンが終わる頃まで我慢の日が続くと思うと憂鬱になる。

日記 投稿日:2016年3月3日

本命対異端

スーパーチューズデーの結果から見て、アメリカ国民は民主党のクリントン氏と共和党のトランプ氏を大統領候補として選ぶようだ。

そして興味の中心は、両氏のどちらが大統領に選ばれるかというところに移ってこよう。

そこでマスコミは、二人の政策の中身を取り上げるようになった。

クリントン氏については、オバマ政権を引き継ぐだろうから予見できるが、トランプ氏は一向にわからない。

「偉大な米国の復活」を掲げて、メキシコ移民を犯罪者と決めつけたり、イスラム教徒の入国禁止を提案したり、日本や中国に対しては為替レートを切り下げて輸出攻勢をかけて不当に利益を得た、などと過激な発言で注目に集めているが、中身は見えない。

これではまるでヒットラーの再来だ。

日記 投稿日:2016年3月2日

スーパーチューズデー

3月1日、アメリカ大統領選挙は候補者選びの集中日「スーパーチューズデー」を迎えた。

この日、民主、共和両党で予備選・党員集会が10以上の州・地域で一斉に開かれた。

これまで実施された4州の結果では、両党とも本命と言われる候補が苦戦を強いられており、ここでどんな結果になるかが注目されるところである。

11月の本選挙を占ううえで大切な選挙だけに、我々としても無関心ではいられない。

具体的には、民主党ではバーニー・サンダース氏、共和党ではドナルド・トランプ氏の両氏の得票率が気になるところである。

特にトランプ氏については、過激な発言をしているだけに本当に選ばれるのか、アメリカの価値観が問われるところである。