日記 投稿日:2016年3月30日
安保法の施行
3月29日、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法が施行された。
6ヶ月前の国会審議で、憲法学者が「この法案は憲法違反だ」と発言したことに端を発し、賛否両論が論じられたのは記憶に新しい。
その後、北朝鮮による弾道ミサイルの相次ぐ発射、中国船の尖閣諸島周辺への出没などの日本を巡る情勢変化は、政府による法案の説明より国民の理解を促すことになったのではないか。
しかし、個別的自衛権から一歩踏み出したことは確かであり、どこで歯止めをかけるか、日本は難しい選択を迫られている。
そして、今度こそ、政府によるなし崩し的な解釈変更だけは避けて欲しいものだ。