日記 投稿日:2016年1月26日
学生のキャリアデザイン
ここ数年学生たちに関わってみて気づくことがある。
彼らの多くは偏差値で大学に入り、「これを学ぶためにxx大学のxx学部を選んだ」というのではない。たまたまそこに入ったというのだ。
そのため、大学では卒業に必要な単位はとるが、「これを専門的に学んだ」というものをもたない。
就職するに当たっても、何をしたいという明確な動機が見つからないため、なかなか志望先を決められないのだ。
そのため、企業側から「なぜ当社を志望するのですか」と聞かれても、自分の言葉ではっきりと答えられることができない。
たまたま就職できても、今度は「こんなはずではなかった」というミスマッチが起こり、早期に辞める7・5・3現象が起こってしまうのだ。