日記 投稿日:2015年2月5日
憎しみの連鎖
イスラム国を巡る対立はエスカレートするばかりだ。
今度は、イスラム国に捕らえられていたヨルダン兵士の残酷な殺害の様子がインターネット上に配信された。それを受けてヨルダンでは、人質として捕らえていた女性の死刑囚と他1名が直ちに処刑された。
まさに憎しみの連鎖である。次に何が起こるかは予想がつかないほど緊迫し、険悪になっている。ただ対立の構図が変わってきたと言えるのではないか。
ヨルダンが前面に出ることによって、イスラム教圏のなかでイスラム国の蛮行を非難し、排除しようとする動きが出てきたのではないかという気がする。
自浄作用が一番望ましいが、そうはいかないところに今回の問題の難しさと根深さがある。