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Old Chairman's Blog 前理事長のブログ

日記 投稿日:2016年8月10日

71回目の原爆記念日

また原爆記念日がやってきた。

あの日から71年。

被爆者の平均年齢は80歳を超えていて、記念式典に出席する被爆者が少なくなってきているという。

その現状に鑑み、長崎の田上市長は、「戦争体験、被爆者の体験に耳を傾け、未来のために過去に向き合う一歩を踏み出して」と若い世代に訴えた。

もっともなことである。

被爆体験を風化させないための努力が、核廃絶という最終到達点の原点になってくれればと思う。

日記 投稿日:2016年8月9日

ムラの内と外

きらめき未来塾のためにムラ(代々木オリンピックセンター)にいるときは、スケジュールに追われてほぼ外界の情報が遮断されていた。

それは集中して何かに取り組むときには効果的な方法だ。

しかも、外の情報を知りたいという意欲が薄れていくから不思議だ。

ところがいったん外に出ると、一斉に元の世界に戻ってくる。

リオ・オリンピックも始まっている。

夏の高校野球も・・・・、原爆記念日(広島)も終わっていた。

4日間だが、浦島太郎になっていた。

この不思議な感覚は一体何を意味するのだろう。

日記 投稿日:2016年8月8日

「きらめき未来塾2016」開催

「きらめき未来塾2016」は8月4日(木)―7日(日)の3泊4日のスケジュールで開催した。高校生67名が全国から集まり、代々木オリンピックセンターを舞台にしての合宿研修である。

これにサポーター12人、事務局が8人の総勢85名の体制で臨んだ。

講座は12もち、AIの進歩、分身ロボットの話から、農業など社会変化のうねりをどう捉え、それにどう対応するか、座標軸のもち方を学ぶことで、自分たちの目線でそれをつくり、多くのテーマをディスカションし、まとめて最後に全員発表するというプロセスをとった。

初日に集まったときの不安そうな顔から、自信に満ちた顔で発表しているのを見て、これが私たちの作品だと言えるのを誇りにしたい。

日記 投稿日:2016年8月3日

オリンピック考

いよいよリオ五輪が始まる。

それを前に選手団や選手から“金メダルを取ってくる”という勇ましい声が聞かれる。

しかし、いざ蓋を開けてみると大抵はカラ元気で終わっているケースが殆どだ。

世界で勝つためには、最低限自分の記録は破らなければならない。

それができないで、さらにその上の記録など破れるはずがない。

多くの選手は、自分のことを棚において、一挙に世界の頂点に立つ“夢”を語るのだ。

選手たちが競争するのは世界クラスの選手だが、本当の相手は自分自身なのだ。

自分に勝てた人だけが世界に勝てる。

つまり他人と競争する前に自分と競争し、自分に勝たなければならない。

それが克己の考え方だ。それができない選手に限って“金メダル”というのだ。

(この続きは、4日間の合宿研修の後に書きたい)

日記 投稿日:2016年8月2日

体が眠っている

ここ1ヶ月ほどの間、「きらめき未来塾2016」の準備で大童の毎日が続いている。そのためか、疲れで体が眠っている状態だ。

通勤電車の中でも、いつもは本を読んでいるが、ここしばらくは目をつぶってうとうとすることが多い。

4日の開催まであと2日を残して、準備の状況はまだ90%といったところである。今日も体力仕事が残っている。

日記 投稿日:2016年8月1日

女性初の東京都知事誕生

蓋を開けてみると、小池百合子氏が圧勝した知事選となった。

組織票をバックにした増田氏も、野党票を当てにした鳥越氏も、草の根の運動には勝てなかった。

女性がガラスの天井を壊す例は、米の大統領(まだ候補だが)、英の首相など珍しくなくなったが、日本の首都に女性のトップが誕生した意味は大きかろう。

小池氏がどんな政策を実行するか期待したい。

なかでも、立候補したときに「都民のための都政を取り戻すことが今こそ必要」として打ち出した3つの公約はどこまで実現できるか見守りたい。

・都議会の冒頭解散
・五輪などの利権追及
・舛添氏問題の再チェック

日記 投稿日:2016年7月29日

やっと明けた梅雨

気象庁は昨日(7月28日)、関東地方の梅雨明け宣言を行った。

平年より7日、昨年より18日遅い梅雨明けとなった。

天気予報によると、これから1週間ぐらいは高気圧に覆われ、晴れる(暑くなる)日が多くなるという。

ところが、長い入梅期間にもかかわらず、降水量は東京で平年の86%、宇都宮で55%にしかならず、水源池は水不足になっている。

そのため、梅雨明けと同時に取水制限が行われようとしている。

後は台風頼みか。

日記 投稿日:2016年7月27日

弱者への不寛容社会

昨日ショッキングなニュースが駆け巡った。障害者施設の入居者19人が、26歳の元職員によって殺害されたという。

逮捕された犯人は、「障害者なんていなくなればいい」「安楽死させたほうがいい」とうそぶいているという。

そこに勤めていた人(犯人)にしか見えないこともあるだろうが、この事件を個人の資質の問題として片付けてしまうと、また、この種の事件が起こるのではないか。これは弱者に対する社会の寛容の問題である。

しかも、犯人も弱者に近い人だと思われる。

「このような人たちがいなくなれば、自分は・・・・」という発想(妄想)だ。

社会が寛容に向かう中で、個人が不寛容になる・・・・格差社会の向こうに見える縮図なのかも知れない。

日記 投稿日:2016年7月26日

きらめき未来塾の準備状況

きらめき未来塾は、来る8月4日~7日の日程で、全国の高校生60名を対象に合宿研修を行います。

12回目(12年目)にして初めて東京開催となり、国立オリンピック青少年センターを舞台に東京都の教育委員会や板橋区など多くの団体の協力を得て開催することになりました。

事務局を預かる身としては、総勢80名の受け入れ体制と、教材づくり、講師やサポーターとの連絡など多くの業務をこなすのに汗だくの状態である。

そのなかで、昨日全員に配布する教材「しおり」を完成することができ、今日発注することになった。やっと一息つくことができるが、まだ、名札、チーム編成、部屋割りなどの細かな仕事が残っている。

日記 投稿日:2016年7月25日

サポーター研修

「きらめき未来塾2016」は、予定していた60名の受講生を募集することができた。そして、その受け入れ準備に大童の毎日だ。

その一環として、昨日、受講生の指導係であるサポーターの皆さん(総勢10人の一部)に集まっていただいて、役割の確認と行動について研修を行った。

4日間(8月4日~7日)の合宿研修が有意義なものになるかどうかは、このサポーターにかかっているだけに、皆さん真剣に取り組み、改めて自分たちの責任の重さを自覚していただけたものと思っている。