日記 投稿日:2015年9月3日
忘れたい日本、忘れさせたくない中国
今日(8月3日)、中国では「抗日戦争勝利70年」を記念して記念式典が開催される。しかも、戦後初めての試みである。
一方、日本では先日、安倍首相の70年談話が発表され、“後世の人たちにこのことをいつまでも負わせたくない”という思いが盛り込まれた。
当事者である日本人は忘れようとし、中国人は決して忘れないし、日本人に思い起こさせようとする。
私たちは原爆の記憶と共に侵略戦争の記憶を忘れられない立場にあるのだ。
ソフトパーク前理事長・織田善行氏のブログ記事です。
2014年7月から2016年10月までの間に、当法人における思いや信念について織田氏が日々綴ったものです。
日記 投稿日:2015年9月3日
今日(8月3日)、中国では「抗日戦争勝利70年」を記念して記念式典が開催される。しかも、戦後初めての試みである。
一方、日本では先日、安倍首相の70年談話が発表され、“後世の人たちにこのことをいつまでも負わせたくない”という思いが盛り込まれた。
当事者である日本人は忘れようとし、中国人は決して忘れないし、日本人に思い起こさせようとする。
私たちは原爆の記憶と共に侵略戦争の記憶を忘れられない立場にあるのだ。
日記 投稿日:2015年9月2日
東京オリンピックは、今度はエンブレムで躓いてしまった。
メインスタジアムの白紙撤回に続いて「またか」という思いは誰でも感じることだろう。
やるからには独創的な会場で、独創的なエンブレムで、独創的な運営で、独創的な・・・・でと願うはずだ。
一方でそれにこだわる必要はない、心に響く日本的な運営とおもてなしで十分ではないかという言い分もあるはずだ。
独創と模倣は紙一重の世界だ。
今度こそ誰が見ても納得のいく選択をしてほしいものだ。
日記 投稿日:2015年9月1日
昨日、今年になって初めてさんまが我が家の食卓にのった。少し小ぶりだったが、肉は締まっていて、塩焼きの味が格別だ。大根おろしにつけると、味が薄まるような気がしてそのまま食べるほうが好きだ。
また、炭火で焼くのが一番と思うが、家ではそれが出来ないのは残念だ。さんまは回遊魚で、夏の間はオホーツク海付近の冷たい海で過ごして、秋になると親潮に乗って南下してくるのが普通だが、今年は、日本近海の海水温が高いためなかなか南下しそうにないのだという。
さんま好きの人にはもう少しの我慢だ。
季節 投稿日:2015年8月31日
ここしばらくの間、東京地方は猛暑はどこへやら、雨の日が多いこともあって涼しい日が続いている。
それかあらぬか、セミの声が小さくなり、代わって秋の虫の声が大きくなってきている。
ちょうど季節の移り変わりの時期にさしかかっているのだろう。
そういえば、日の出も遅くなり、昼も短くなっているような気がする。
日記 投稿日:2015年8月28日
自分よりできの悪い人と競争しても決して学ぶことはない。もっと自分の能力を発揮したいという動機も起こらない。
自分の能力を引き出すためには、自分より出来の良い人と競争して始めて可能になる。
したがって、負けることは始めから分かっている。
しかし、その人と競争することで、自分の能力を引き出せればその人に一歩でも近づくことができる。
競うことで、自分にはないsomethingを学ぶことが出来るのだ。
これこそ、競争のもつ学習効果だ。
日記 投稿日:2015年8月27日
この大会(世界陸上)の趣旨は、世界クラスの選手の胸を借りて、自分の力を試すことができる点にある。
ということは、挑戦者として自分の力を引き出すことができるまたとないチャンスだということだ。
したがって、自分をわきまえて自己コントロール即ち克己することがベースになるはずだ。
ところが勝負にこだわると、見るのは自分ではなく周りの選手になり、自己コントロールができなくなってしまう。そこに、競技者としての落とし穴があるのだ。
日記 投稿日:2015年8月26日
北京での世界陸上を見ていて感じることがある。
世界の選手が自己ベストの記録を出して勝ち残っているのに対して、日本人の選手は一様にそれすら出せないで予選で敗退している。
ところが、準決勝に残る記録を見ると、日本人選手の自己記録さえクリアーできれば残っているはずだが、それができないのだ。彼らは他人に勝つという幻想と戦っているのだ。そして失敗する(他人に負ける)。
その前にやらなければならないことは、自分に克つことだ。
自分に克てて始めて他人に勝てる条件が揃ってくるのだ。
自分に克てたからといって他人に勝てるとは限らないが、少なくとも競争する土俵には上がれるということだ。
日記 投稿日:2015年8月25日
昨日(8月24日)、羽田空港の国内線第2ターミナル5階展望デッキで、東京音大の文化力発信プロジェクトという名の音楽祭に招待され参加してきた。
主演目はベートーベンの「運命」で、こんな場所で?という感じがしないでもなかったが、学生たちも真剣になって取り組んでいて、結構楽しめるものだった。
最後に、付属幼稚園の園児たちが出てきて、手をつないで歌ったのも面白い演出となった。
学生たちの企画力と実行力に拍手を送りたい。
日記 投稿日:2015年8月24日
北京で行われている陸上の世界選手権で、昨日(8月23日)、100mの決勝戦が行われ、ボルト選手(ジャマイカ)が優勝した。
2大会連続3回目の金メダルである。
記録は9.79秒で、2位には100分の1秒差でガトリン(米)が入った。
準決勝までの走りを見ていると、勝てるようには見えなかったが、さすがボルトであった。
それに比べ、ガトリンは余裕をもって走っていた予選、準決勝での記録さえ出せば優勝できたはずだった。しかし勝負の世界ではメンタルな要素が大きく、ボルトはそれに強かったということだ。
それにしても、日本選手が出てこないのは寂しい。
日記 投稿日:2015年8月21日
暑い暑いと思っていたら、お盆過ぎあたりから雲行きが怪しくなってきた。
南洋上では相次いで台風が発生し、勢力を増しながら北上してくる。その影響で、日本列島には低気圧がいすわり、それに向かって暖かい風が吹き付けてくるものだから、局地的に豪雨となる。
そういえば、1年前の8月20日、広島地方に記録的な豪雨が降り、土砂災害で75人が犠牲になった。
天気予報によれば、しばらくは曇りの日が続きそうだが、暑さも和らぎ、確実に秋が近づいてくる。