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Old Chairman's Blog 前理事長のブログ

ソフトパーク前理事長・織田善行氏のブログ記事です。
2014年7月から2016年10月までの間に、当法人における思いや信念について織田氏が日々綴ったものです。

日記 投稿日:2014年9月29日

アジア大会で勝つということ(2)

解りきったことだが、アジア大会で優勝するためには、世界クラスの強豪を相手に彼らを凌駕しなければならない。

そのためには、自分の記録だけでなく相手の記録も上回らなければならない。

その場合、普段自分が世界のトップの記録を出していれば、競争相手は自分だけになり、自分の記録を破ることが相手を打ち負かすことにつながる。

そのような選手は一握りしかいない。

ほとんどの選手は自分よりも強い選手と戦わなければならない。

したがって最低限必要な条件は、自分の記録を破ることである。

破ったうえでなおかつ世界クラスの記録も破る、このような条件をクリアーできてはじめて金メダルを獲得することになるのだ。(続く)

日記 投稿日:2014年9月26日

アジア大会でのインタビューに見る選手の意識(1)

アジア大会の前半の競技が終わろうとしている。

オリンピックに比較して、日本の選手が取るメダルの数も種類も違っている(金メダルが多い)。

一方で、メダルを期待されながら手の届かなかった選手も多い(こちらのほうが多い)。

そのインタビューを聞いていていると、大体次のように分類することが出来る。

先ず、金メダルを取った選手:
・うれしい。でも自分の記録を破れなかったのは悔しい。

次に、メダルを取れなかった選手:
・負けて悔しい
・自分の力を出せなかったのが悔しい

これらのインタビューから何を読み取れることが出来るか、次回に検討してみたい。

日記 投稿日:2014年9月25日

アジア大会の報道のあり方

昨日(9月23日)は秋分の日。妻の実家のお墓参りをしてきた。

アジア大会が韓国仁川で開催中だ。

競技中の会場はガラガラとまでは言わないにしても、かなり空席が目立っている。

前半は水泳と柔道、それに体操が中心になっているが、報道の仕方には首を傾げてしまう。

というのは、今回はTBSがメインに中継しているが、生放送が少なく、すでに終わっていて結果がわかっている競技の録画を流す場面がかなりあって、興味は半減してしまう。

それならニュースで流せばよいではないかと思いたくなる。

しかも、中継中に過去のオリンピックの映像を流すなどして時間をつぶしているように見える。

そのため、同時並行的に行われているマイナーな他の競技を見たいと思っても、見ることができないのだ。

日記 投稿日:2014年9月24日

秋のお彼岸

昨日(9月23日)は秋分の日。妻の実家のお墓参りをしてきた。

さすがにこの日はお参りする人たちの車で、道路は渋滞していた。

道のところどころに彼岸花が咲いていたのも印象的だった。

ところで彼岸とは何か?般若心経では、煩悩と迷いの世界である“此岸”にある者が、「六波羅蜜」の修業を行うことで「悟りの境地」すなわち“彼岸”の境地に到達することができると教える。

仏教では、この日に仏様の供養をすることで彼岸(極楽浄土)へ行くことができる、としてこの日を設けたのであろう。

春秋のお彼岸は、先祖のことに思いを馳せる機会となる日だが、ここにも時代の変化を感じられる光景が見られた。

それは、明らかに無縁墓と思われる墓の存在だ。

これからはもっと増えて、一般的な光景になるのだろう。

お墓の在り方そのものが問われる時代になったのである。

日記 投稿日:2014年9月22日

スコットランドはイギリスに残った(3)

今回の住民投票の最終結果は、NO(独立反対)が55%となり、独立は否定された。

投票率は84.6%で、有権者の高い関心の下に行われたことがわかる。

ところで、今回のことでイギリスについて初めて知ったことがある。

国の正式名称が「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」であること、国旗もスコットランドのものが組み込まれていること、そのスコットランドは1707年にイングランドに統合されて300年以上たって独立の機運が高まったことなどである。

投票の直前になって、キャメロン首相は、自治権の拡大を約束した。

イングランド中心の体制から、連合王国を構成する各地域の自治権を拡大し、分権化の方向にカジを切るのは、日本にとっても参考になることだろう。

日記 投稿日:2014年9月19日

スコットランドの住民投票(2)

スコットランドの住民投票が終わった。
後は開票結果を待つだけとなった。
その結果を、当事者であるイギリス、スコットランドだけでなく、世界中の人が固唾を飲んで見守っているに違いない。

なかでも、スペインや、中国(香港、台湾、新疆ウィグル自治区)など、国内に独立や自治権の拡大を求めているところは、他人事として見過ごすことはできないだろう。

イギリスは、何でも賭けの対象にしてしまうお国柄だが、今回の結果について、ブックメーカーの参加者の間では反対派の勝利を見込んでいるようだ。

いずれにしても、あと数時間後には結果が出る。

日記 投稿日:2014年9月18日

スコットランドの住民投票

スコットランドの分離独立を問う住民投票が今日(9月18日)行なわれる。

今のところ賛成派と反対派が拮抗していてどちらに転ぶか予断をゆるさないようだが、もし賛成ということになれば、イギリスだけでなく世界に大きな影響を与えることが予想されるだけに興味は尽きない。

最後の決め手になるのは、住民がイギリスに留まった場合のプラス、マイナスの計算をどうはじくかということだろう。

どうやら、若者票がカギを握っているようだ。スコットランドでも若者の失業率が高く、彼らがイギリスに留まっても自分たちの地位が改善されないと判断すれば、賛成票を投じる可能性がある。

今日1日、目を離せない出来事になりそうだ。

日記 投稿日:2014年9月17日

大相撲秋場所を見る

9月17日(水)夕方から大相撲秋場所を見る。

前回見たのはハワイ出身の横綱の時代だったので、あれから何年経っただろう。

国技館の雰囲気は同じだが、呼び出しが出身地を紹介するので注意して聞いていると、外国出身の力士の多いのには驚いた。

聞き間違いでなければ、3横綱はじめ幕内力士の15人が外国籍だった。

そのうち11人はモンゴール出身であった。相撲も十分国際化しているスポーツとなっていた。

しかし、一方で横綱に日本人がいないのは寂しい。

個人の資質はそう変わらないとすれば、育成の方法に問題があるのだろう。

原因がはっきりしているのであれば、早く手を打って横綱を育てて欲しいものだ。

日記 投稿日:2014年9月16日

敬老の日に健康長寿を思う

敬老の日を前に毎年行われる調査によると、65歳以上の人口は昨年より111万人増えて、3,296万人、人口に占める割合も25.9%となった。

そのうち100歳以上の高齢者は58,820人と初めて5万人を突破した。

この調査が始まった1963年に153人であったことを考えると、高齢化が確実に進行していることを裏付ける結果となった。

この1年間でも4,423人増えている。

ちなみに、最高齢者は、女性が116歳、男性が111歳だという。

平均寿命も延びており、男性は80.21歳、女性は86.61歳となって、

人生90年と言われる時代がすぐそこに来ている。

ところで、長生きすることは幸福かどうかはわからない。

長生きして良いのは、自分の好きなことができるからであるはずだ。

ところが、平均寿命のうち男性では9.13年、女性では12.68年というのが「日常生活に制限のある期間」なのだ。

この期間は誰かの支援を受けなければならない。

人は平均で生きるわけではないが、健康であってはじめて自分の好きなことができることを考えれば、健康長寿こそわれわれの目指すところなのだろう。

季節 投稿日:2014年9月12日

やはり異常気象

例年だと、残暑が厳しくいつになったら秋らしくなるだろうと恨めしげに空を見上げる頃だが、 今年は違う。

8月は日照時間が少なく、特に西日本では記録的な大雨による被害が続出した。

大型台風もやってきた。

その傾向は続いていて、9月に入って今度は東北、北海道で大雨による被害が出ている。

最近では、1時間に100mを超える豪雨も珍しくなくなってきた。

「大雨特別警報」という聞きなれない言葉が頻繁に聞かれるようになってきた。

折しも東京では、一昨日から局地的に豪雨が降り、冠水した道路に車が立ち往生したり、マンホールから水が噴出している映像が映し出されていた。

「異常が常態化した天候」と言えば聞こえはいいが、これも地球温暖化による気流の変化に原因があるとしたら、我慢するしかないのか。あってほしくない常態化である。