日記 投稿日:2014年8月11日
台風11号
大型台風11号は、その勢力を維持したままゆっくりと北上し、10日早朝に高知県安芸市近辺に上陸した。
そして各地で記録的な豪雨をもたらし、多くの河川が氾濫危険水準を超えてあふれた水が市街地や農地を水浸しにした映像が映し出されていた。
大型のため、台風の中心から遠く離れた三重県では、「重大な災害が起きる恐れが著しく大きい」大雨特別警報が出され、四日市市や鈴鹿市など60万世帯に対して避難指示が出された。
台風はその後速度を速めて11時ごろ兵庫県に再上陸して近畿地方を縦断して、日本海に抜けたが、広範囲に被害をもたらした。
台風11号は、
①大型の勢力を保ったまま日本列島に上陸した
②速度が遅く風雨の被害を大きくした
③局地的に記録的な集中豪雨をもたらした
などの特徴を示していて、日本列島に大きな被害を与えた。
地球温暖化の影響で、これからの台風もますますこのような傾向を示すものと覚悟しておかなければならないのだろう。