NPO法人ソフトパーク

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Old Chairman's Blog 前理事長のブログ

ソフトパーク前理事長・織田善行氏のブログ記事です。
2014年7月から2016年10月までの間に、当法人における思いや信念について織田氏が日々綴ったものです。

日記 投稿日:2014年8月11日

台風11号

大型台風11号は、その勢力を維持したままゆっくりと北上し、10日早朝に高知県安芸市近辺に上陸した。

そして各地で記録的な豪雨をもたらし、多くの河川が氾濫危険水準を超えてあふれた水が市街地や農地を水浸しにした映像が映し出されていた。

大型のため、台風の中心から遠く離れた三重県では、「重大な災害が起きる恐れが著しく大きい」大雨特別警報が出され、四日市市や鈴鹿市など60万世帯に対して避難指示が出された。

台風はその後速度を速めて11時ごろ兵庫県に再上陸して近畿地方を縦断して、日本海に抜けたが、広範囲に被害をもたらした。

台風11号は、
①大型の勢力を保ったまま日本列島に上陸した
②速度が遅く風雨の被害を大きくした
③局地的に記録的な集中豪雨をもたらした 
などの特徴を示していて、日本列島に大きな被害を与えた。

地球温暖化の影響で、これからの台風もますますこのような傾向を示すものと覚悟しておかなければならないのだろう。

季節 投稿日:2014年8月8日

サルスベリの花

夏になって、さすがに咲いている花の数が減ってきた。

そんななかで目に付くのがサルスベリの木だ。花の色も、白、ピンク、赤の3種類あって、目を楽しませてくれる。樹皮がなめらかで、サルも滑り落ちそうだということで「サルスベリ」と名づけられたという。

また花の咲いている期間が100日間あるということで「百日紅」とも呼ばれている。

この花が咲いている間は、猛暑を覚悟しなければならないようだ。

日記 投稿日:2014年8月7日

インターンシップ(2)

今日は4日間のインターンシップの最終日。

預かった学生たちに変化が見えてきた。

最終日、いろいろな課題に取り組むうちに、いかに自分が“井の中の蛙”であったかを思い知らされる。

彼らは、就職というものに淡い期待をもっていた。

それが打ち砕かれて、現実は非常に厳しいものだということが理解できてきた。

自分のやりたいことをベースに志望先を検索しようとしても、肝心な“自分のやりたいこと”がわからないものだから、有名企業に目を向けてしまう。

そこにはきっと自分のやりたいことがあるに違いない、そこなら自分の能力を発揮できる“場”があると思ってしまう。

どうやらそれがむずかしいということを認識して、このコースを卒業することになる。

これから、自分と向き合ってほしいものだ。

それは孤独な作業だ。

日記 投稿日:2014年8月6日

69回目の原爆記念日

今日(8月6日)は,広島に原爆が投下されて69回目の記念日である。

被爆者の平均年齢は79歳になり、当時の惨事を直接語れる“語り部”が少なくなってきたという。

それだけに、原爆の記憶を風化させないよう、しっかりと記録に残して欲しいものだ。

今年も例年のように記念式典が行なわれようとしているが、日本は今年になって、憲法解釈を変更して集団的自衛権を認めるという大きな方向転換を図った。

それにともなって、隣国では日本はまた戦争を仕掛けてくるのではないかという不安をあおり、加害者日本のイメージをかきたてている。

歴史教育にも詰め込んで「日本による侵略」を教えて記憶を新たにしようとしている。

このような状態はいつまで続くのだろうか?

せめてこの日だけは、原爆の意味を考える日にしたい。

日記 投稿日:2014年8月5日

今年のインターンシップ

昨日(8月4日)から、ある大学の3年生33人を預かってインターンシップを実施している。

インターンシップというのは、学生たちが自分の興味のある企業を選んで、いわゆる就業体験をすることだが、私たちはそれをやらない。

4年生になって始まる就活の手伝いをするもので、学生たちの意識改革をするのが目的だ。

彼らの自己紹介を聞くと、就職のイメージは「自分の希望する仕事を楽しくさせてくれる企業が自分を待っていてくれるに違いない」という夢のような期待をしている。

そして「人のためになる仕事をしたい」と異口同音に言う。

この幻想を早く打ち破って、彼らを「現実」に引き戻すことをする、そして地に足の着いた就活をスタートさせること、それがこの短期間(4日間)で行なうことだ。

それを4クール(8月一杯)約100人に対し行なうのだ。

私にとって文字通り暑い夏になりそうだ。

コーチング 投稿日:2014年8月4日

大学での5回目のコーチング講座

8月1日(金)に、淑徳大学で社会人対象に5回目(最終回)のコーチング講義を行ってきた。

テーマは「他人をコーチングする」というもので、過去4回の総括という形をとった。

ところで、他人をコーチングするためには、セルフコーチングできる人だけができることで、原理は自分も他人も同じであり、そのポイントを次の3点から説明した。

1. 期待する
2. 責任を持たせる
3. フィードバックをする

特にフィードバックのところでは、

①情報のフィードバック
②動機付けのフィードバック
③開発のフィードバック
の3種類があること。

そして職場では、情報のフィードバックは行われているが、動機付けのフィードバックおよび開発のフィードバックはほとんど行われないとして、その説明をした。

そのあとで、2人ペアになってもらって、「目標を未達に終わりそうな部下に、責任をもって達成します」と言うようにコーチングする、というテーマに取り組んでもらった。

日記 投稿日:2014年8月1日

古稀は100歳?

2013年における平均寿命の発表があった。

男性は80.21歳、女性は86.61歳である。

男性が初めて80歳の大台を超えた。

昔、「古稀を祝う」とした70歳はまさに稀な存在だったのだろうが、今では当たり前で、殆どの人がその年齢を超えている。

感覚的には、古稀は100歳という年齢になるのだろう。

その100歳以上の人も、今では5万人を超えて存在している。

長寿は有難いが健康でいたい、というのが誰もの願いなのであろう。

日記 投稿日:2014年7月31日

人口減少の中の住宅増

「人口が減少する中で住宅は増える」という不可解な現象が続いている。

その結果として、空き家は増加して、820万戸(空家率13.5%)になるという。

少子高齢化の影響は、地方の過疎化を加速させ、地方から大都市への人口の流出は止まらない。

そのため、空き家が増加するという構図が成り立つが、地方に働き場所が出来ない限りこの現象は続くだろう。

しかし、言うは易く行なうは難しい。

農業・林業を魅力ある産業として蘇生させることがこの“解”なのであろう。

TPPをきっかけにして、この議論を加速させて欲しいものだ。

日記 投稿日:2014年7月30日

人を殺してみたかった

長崎・佐世保市の女子高生が同級生を殺害した事件のニュースが、日本中を駆け巡った。

マスコミも連日のように取り上げ、その異常さを際立たせようとやっきになっている。

報道によると、加害者は友人の被害者を金属製の工具で頭を殴り、ひも状のもので首を絞め、遺体の一部を切断したという。

しかも、それらの工具を事前に用意していたというから、計画的な犯行と見ていいのだろう。

そして、取調べに対して、「自分のほうから会いたいと誘った」とか「人を殺してみたかった」と供述しているところを見ると、早くから殺意をもっていたのであろう。

その原因が何か、動機の解明が待たれるが、加害者の心の闇は誰にも解らない。

研修 投稿日:2014年7月29日

「高校生の未来塾」のサポーター研修

先週土曜日(7月26日)に、今年10回目を迎える「高校生のきらめき未来塾」のサポーター会議出席のため大阪に日帰り出張してきた。

今年は全国から77名の高校生が盆明けに淡路島に集まり、4泊5日の合宿研修を行なうことになっている。そのサポーター役として20名の大学生や社会人たちが事前に研修を行なうというのだ。

私の役割は、高校生たちの最後の体験発表が「アファメーション」形式で行なわれることになっているので、事前にサポーターたちにアファメーションのつくり方について教えることであった。

「自分の目標は将来のことだが、それを現在の自分の言葉で表現する」とどうなるか、実際にサポーターたちに作ってもらって発表してもらったが、やはり思うようにはいかなかった。

それでは高校生を指導できない。

そこで宿題を出して、私のところにアファメーションを送ってもらうことにして大阪を発った。